第９期生　倉田菜那

　私は名古屋第一赤十字病院の呼吸器センター・眼科で働いています。
　高齢者や重症な方が多いこの病棟で、新人ナースとして、未熟なまま業務を行う不安と緊張感があります。そして先輩から指導を受ける中で日々痛感することは、これまで大学で学んだ解剖生理や看護とは何かという基礎を理解しておくことの大切さです。
　学生の頃の私は、実際に自分が患者さんを看護する事を想定して講義に臨めていませんでした。臨床に立っていざ患者さんを目の前にすると、自分の知識・技術不足が患者さんの命に関わるという事を改めて実感し、自らの課題を見つけて日々勉強しています。
　辛い事も多いですができることが増えていく喜びや、患者さんから笑顔をもらった時にやりがいを感じます。少しでも患者さんの笑顔を増やしていけるよう日々努力していきたいと思います。